巡礼3日目は長崎市内の物件から。
市街南西部にある旧小ケ倉陸揚庫。
明治維新間もない頃に建てられた海底ケーブルの通信施設です。
国内でもかなり古いレンガ建築で、現代のレンガより扁平なコンニャクレンガが使われております。
更に特徴的なのが、こちら側のみ石材が使われている点。
このような組み合わせは長崎湾を挟んだ対岸にある佐藤家住宅にも見られますが、なぜこのような構造にしたのかはよくわかっていません。
因みにこの物件、元々は別の場所にありましたが、埋め立て工事に伴いこの地に移築されたそうです。
【名称】旧小ケ倉陸揚庫
【住所】長崎県長崎市小ケ倉町
【建築年代】1871年
【訪問日】2013年1月4日
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