前回の物件、曽木電気第二発電所遺構の上流に、曽木の滝と言うちょっとした滝があります。
近くには公園も整備されており、物件も含め一帯はさながら観光地みたいな様相を呈しております。
曽木電気第二発電所遺構の展望所から。
手前の斜張橋は昨年11月5日に開通した新曽木大橋です。
その新曽木大橋。
橋から見た曽木の滝。
こちらは滝の上に見えていた旧来からある橋です。
先程の橋が新曽木大橋なので、こちらは恐らく曽木大橋と言うのでしょう。
その曽木大橋から滝を望むとこんな感じ。
最後に滝近くの公園にも立ち寄ってみました。
締めくくりに公園の展望テラスから。
下に降りればもっと滝に近付けるようですが、ワタクシはこれで十分でございます。
2012年10月19日金曜日
2012年10月18日木曜日
曽木電気第二発電所遺構・・・赤レンガ巡礼【44-4-2】
2012年5月4日。
赤レンガ巡礼初の鹿児島入りであります。
鹿児島のレンガ物件と言えば、やっぱりこれですね。
鹿児島県北部にある曽木電気第二発電所遺構。
実は以前「ここいいよ」と某氏に薦めておきながら、訪ねるのは今回が初めてでございます(笑)
因みにここは鶴田ダムの敷地内なので、冬の間はこの物件丸ごとダム湖にすっぽり水没してしまいます。
当然ながら近付く事も出来ず、現在はこうして対岸の展望所から眺めるしかありません。
以前はあの場所から物件まで行けたそうですが、現在は閉鎖されております。
試しに行ってみましたが、やっぱり立入禁止でした。
これ以上近付く術はありません。
かつては廃墟として崩壊寸前だったこの物件が、貴重な遺構として整備されたのが数年前。
こうして無事な姿を見られるだけでもありがたい事であります。
【名称】曽木電気第二発電所遺構
【住所】鹿児島県伊佐市大口宮人
【建築年代】1909年
【訪問日】2012年5月4日
登録有形文化財
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赤レンガ巡礼初の鹿児島入りであります。
鹿児島のレンガ物件と言えば、やっぱりこれですね。
鹿児島県北部にある曽木電気第二発電所遺構。
実は以前「ここいいよ」と某氏に薦めておきながら、訪ねるのは今回が初めてでございます(笑)
因みにここは鶴田ダムの敷地内なので、冬の間はこの物件丸ごとダム湖にすっぽり水没してしまいます。
当然ながら近付く事も出来ず、現在はこうして対岸の展望所から眺めるしかありません。
以前はあの場所から物件まで行けたそうですが、現在は閉鎖されております。
試しに行ってみましたが、やっぱり立入禁止でした。
これ以上近付く術はありません。
かつては廃墟として崩壊寸前だったこの物件が、貴重な遺構として整備されたのが数年前。
こうして無事な姿を見られるだけでもありがたい事であります。
【名称】曽木電気第二発電所遺構
【住所】鹿児島県伊佐市大口宮人
【建築年代】1909年
【訪問日】2012年5月4日
登録有形文化財
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2012年10月16日火曜日
有佐駅ランプ小屋・・・赤レンガ巡礼【44-4-1】
2012年5月4日。
西九州巡礼もようやく最終日となりました。
まずは有佐駅ランプ小屋。
今回の巡礼唯一の鉄道物件であります。
有佐駅は今でこそ鹿児島線の小駅に過ぎませんが、かつては沿線工場への専用鉄道が接続する大きな駅でした。
このランプ小屋は、まさにその当時の名残りと言えるでしょう。
ちょうど815系電車がやって来ました。
ランプ小屋との組み合わせが何ともミスマッチで、時の流れを感じずにはいられません。
【名称】有佐駅ランプ小屋
【住所】熊本県八代市鏡町下有佐
【建築年代】不明
【訪問日】2012年5月4日
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西九州巡礼もようやく最終日となりました。
まずは有佐駅ランプ小屋。
今回の巡礼唯一の鉄道物件であります。
有佐駅は今でこそ鹿児島線の小駅に過ぎませんが、かつては沿線工場への専用鉄道が接続する大きな駅でした。
このランプ小屋は、まさにその当時の名残りと言えるでしょう。
ちょうど815系電車がやって来ました。
ランプ小屋との組み合わせが何ともミスマッチで、時の流れを感じずにはいられません。
【名称】有佐駅ランプ小屋
【住所】熊本県八代市鏡町下有佐
【建築年代】不明
【訪問日】2012年5月4日
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2012年10月14日日曜日
宇城市国際交流村重要資料展示室・・・赤レンガ巡礼【44-3-6】
2012年5月3日。
西九州巡礼3日目、最後の物件です。
訪ねたのは宇土半島先端にある宇城市国際交流村。
目指す物件はこの奥にあります。
そう、あれでございます。
元々ここは簡易裁判所だった所で、この物件は裁判記録を保管するための倉庫でした。
入り口はこちら。
旧本館とは屋根つきの通路で繋がっております。
これは通気孔でしょうか。
これといって目を引くような意匠は見当たりませんが、簡素でありながら風格漂う好物件でありました。
【名称】宇城市国際交流村重要資料展示室/旧三角簡易裁判所記録倉庫
【住所】熊本県宇城市三角町三角浦
【建築年代】1920年
【訪問日】2012年5月3日
登録有形文化財
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西九州巡礼3日目、最後の物件です。
訪ねたのは宇土半島先端にある宇城市国際交流村。
目指す物件はこの奥にあります。
そう、あれでございます。
元々ここは簡易裁判所だった所で、この物件は裁判記録を保管するための倉庫でした。
入り口はこちら。
旧本館とは屋根つきの通路で繋がっております。
これは通気孔でしょうか。
これといって目を引くような意匠は見当たりませんが、簡素でありながら風格漂う好物件でありました。
【名称】宇城市国際交流村重要資料展示室/旧三角簡易裁判所記録倉庫
【住所】熊本県宇城市三角町三角浦
【建築年代】1920年
【訪問日】2012年5月3日
登録有形文化財
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2012年10月12日金曜日
浜田醤油給水塔・・・赤レンガ巡礼【44-3-5】
2012年10月8日月曜日
JNC白川発電所・・・赤レンガ巡礼【44-3-4】
2012年5月3日。
西九州巡礼もようやく熊本に突入です。
で、まずは阿蘇の麓にある白川発電所に向かうのですが、これが意外とアクセスが悪いのであります。
位置関係はこの通り。
真ん中右寄りに印した発電所が目的の白川発電所です。
一見すると、アクセス良さそうに見えますよね。
国道から川辺に下り、橋を渡ればすぐ物件・・・と誰もが思いそうですが、現実はそんなに甘くない。
そう、肝心の橋が存在しないのであります。
他の地図を見ても同様に描かれていますが、実際は影も形もございません。
幸い少し離れた所に駐車場(地図上のP)があるので、クルマなら一気にそこまで近付けますが、それとて最後は薄暗い林道を歩くしかないのであります。
という事で、その駐車場までやって来ました。
こじんまりとした駐車場ですが、トイレ完備なうえ、タダでございます。
目指す物件はこの先。
案内標識があるので、迷う事は無いでしょう。
と思ったら、いきなりの分岐。
ここは左へ進むのが正解なんですが、予備知識がないと迷うかもしれませんね。
路面状態はこんな感じ。
とんでもない悪路だったらどうしようかと心配しておりましたが、これなら心配なさそうです。
とは言え、倒木には参りました(>_<)
一瞬怯みましたが、右に回り込む事で安全に進む事が出来ました。
暫く進むと再び分岐が現れます。
ここも左へ進むのが正解。
ここからは谷底へ下って行く感じです。
物件が見えてきました。
すぐ向こうにはR57や豊肥線も見えます。
直線距離だとこんなに近いのに、向こうからは物件の姿すら望む事が出来ません。
坂を下りきると、川沿いにこんな物があります。
対岸へケーブルが張られていますが、物資運搬用でしょうか?
これが何なのかよくわかりませんが、恐らくこれが幻の橋の正体でしょう。
そして道の先には物件が。
白川発電所、到着であります。
残念ながら敷地内立入禁止なので、これ以外のアングルで写真を撮れませんが、これだけ近くで拝めたら満足でございます。
ところでこの物件、ネット上ではだいたい「チッソ白川発電所」と紹介されていますが、今は見ての通り「JNC白川発電所」となっております。
「チッソ」とは勿論あの会社の事ですが、「チッソ」という社名ではいつまでも「水俣病の原因企業」という負のイメージがつきまとうため、新たに「JNC」という会社を設立し、水俣病の保障業務を除く全ての事業を移管させたそうでございます。
因みに「JNC」とは、「ジャパン、ニュー、チッソ」の頭文字だとか。
いずれにしてもこの発電所の歴史的価値は、会社が代わっても色褪せる事は無いのであります。
【名称】JNC白川発電所
【住所】熊本県大津町外牧
【建築年代】1914年
【訪問日】2012年5月3日
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西九州巡礼もようやく熊本に突入です。
で、まずは阿蘇の麓にある白川発電所に向かうのですが、これが意外とアクセスが悪いのであります。
位置関係はこの通り。
真ん中右寄りに印した発電所が目的の白川発電所です。
一見すると、アクセス良さそうに見えますよね。
国道から川辺に下り、橋を渡ればすぐ物件・・・と誰もが思いそうですが、現実はそんなに甘くない。
そう、肝心の橋が存在しないのであります。
他の地図を見ても同様に描かれていますが、実際は影も形もございません。
幸い少し離れた所に駐車場(地図上のP)があるので、クルマなら一気にそこまで近付けますが、それとて最後は薄暗い林道を歩くしかないのであります。
という事で、その駐車場までやって来ました。
こじんまりとした駐車場ですが、トイレ完備なうえ、タダでございます。
目指す物件はこの先。
案内標識があるので、迷う事は無いでしょう。
と思ったら、いきなりの分岐。
ここは左へ進むのが正解なんですが、予備知識がないと迷うかもしれませんね。
路面状態はこんな感じ。
とんでもない悪路だったらどうしようかと心配しておりましたが、これなら心配なさそうです。
とは言え、倒木には参りました(>_<)
一瞬怯みましたが、右に回り込む事で安全に進む事が出来ました。
暫く進むと再び分岐が現れます。
ここも左へ進むのが正解。
ここからは谷底へ下って行く感じです。
物件が見えてきました。
すぐ向こうにはR57や豊肥線も見えます。
直線距離だとこんなに近いのに、向こうからは物件の姿すら望む事が出来ません。
坂を下りきると、川沿いにこんな物があります。
対岸へケーブルが張られていますが、物資運搬用でしょうか?
これが何なのかよくわかりませんが、恐らくこれが幻の橋の正体でしょう。
そして道の先には物件が。
白川発電所、到着であります。
残念ながら敷地内立入禁止なので、これ以外のアングルで写真を撮れませんが、これだけ近くで拝めたら満足でございます。
ところでこの物件、ネット上ではだいたい「チッソ白川発電所」と紹介されていますが、今は見ての通り「JNC白川発電所」となっております。
「チッソ」とは勿論あの会社の事ですが、「チッソ」という社名ではいつまでも「水俣病の原因企業」という負のイメージがつきまとうため、新たに「JNC」という会社を設立し、水俣病の保障業務を除く全ての事業を移管させたそうでございます。
因みに「JNC」とは、「ジャパン、ニュー、チッソ」の頭文字だとか。
いずれにしてもこの発電所の歴史的価値は、会社が代わっても色褪せる事は無いのであります。
【名称】JNC白川発電所
【住所】熊本県大津町外牧
【建築年代】1914年
【訪問日】2012年5月3日
より大きな地図で 赤レンガ巡礼 を表示
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