2012年5月4日。
4日間に亘った西九州巡礼もついに最後の物件であります。
その最後を飾る物件がこれ。
球磨川沿いにポツンと佇む、旧西日本製紙深水発電所でございます。
一見すると瀟洒な洋館みたいですが、名称からもわかる通り、この物件は西日本製紙の私設発電所でした。
1988年に役目を終えた後は廃墟として野ざらしとなっていましたが、4年前に補修の手が入り、今は空き家ながら良好な状態が保たれています。
因みに物件の背後にはJR肥薩線と県道が通っており、以前は県道から物件へ近付く事が出来たようですが、今も近付けるかどうかはわかりません。
実を言うとその点を確かめるべく対岸へ渡ったのですが、肝心の県道が工事のため通行止めでありました(>_<)
近付きたくても近付けない物件。
このもどかしさは曽木電気第二発電所遺構と相通じるものがあります。
とは言え、そのもどかしさゆえ余計萌えるのは間違いありませんが(笑)
緑滴る新緑に紅一点のレンガ物件。
西九州巡礼の最後を飾るのに相応しい、いつまでも眺めていたい光景でありました。
【名称】旧西日本製紙深水発電所
【住所】熊本県八代市坂本町中谷ろ
【建築年代】1921年
【訪問日】2012年5月4日
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2012年10月29日月曜日
2012年10月27日土曜日
半世紀
今までプロフィール等に「人生約50年」などと書いてきたワタクシでありますが、本日密かに「約」が取れて、正真正銘「50年」と相成りました。
そこで何か「50」にまつわる写真はないかと探した結果、これまた随分古い写真の登場でございます。
今から三十数年前に撮った姫路駅構内の様子。
写っているのは国鉄末期に登場した50系客車であります。
そしてこれはその数年後に美深駅で撮った一枚。
もちろんこれも50系客車なのは言うまでもありません。
それから月日は流れ、国鉄はJRに、昭和は平成に、20世紀は21世紀に、そしてワタクシの人生はめでたく(?)半世紀を迎えたわけでございます。
まっ、この写真の頃からちっとも成長してませんけどね(笑)
こんなワタクシですが、今後ともよろしくお付き合いお願い申し上げます。
そこで何か「50」にまつわる写真はないかと探した結果、これまた随分古い写真の登場でございます。
今から三十数年前に撮った姫路駅構内の様子。
写っているのは国鉄末期に登場した50系客車であります。
そしてこれはその数年後に美深駅で撮った一枚。
もちろんこれも50系客車なのは言うまでもありません。
それから月日は流れ、国鉄はJRに、昭和は平成に、20世紀は21世紀に、そしてワタクシの人生はめでたく(?)半世紀を迎えたわけでございます。
まっ、この写真の頃からちっとも成長してませんけどね(笑)
こんなワタクシですが、今後ともよろしくお付き合いお願い申し上げます。
2012年10月25日木曜日
旧海軍航空隊出水基地気象観測所・・・赤レンガ巡礼【44-4-3】
2012年5月4日。
西九州巡礼も大詰め。
前回に引き続き鹿児島の物件です。
やって来たのは鹿児島県出水市。
かつて海軍航空隊の基地があった所です。
そしてこの物件は基地内にあった気象観測所。
位置的には基地の端にあたるそうです。
現在は個人の所有となっているようで、完全に民家の一部と化しております。
以前他の物件でもありましたが、この物件にも米軍の機銃掃射の痕が見られます。
静かな住宅地にポツンと佇む戦争の痕跡。
かつてここに海軍の基地があった事を示す貴重な遺構でございます。
【名称】旧海軍航空隊出水基地気象観測所
【住所】鹿児島県出水市上知識町
【建築年代】1940年?
【訪問日】2012年5月4日
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西九州巡礼も大詰め。
前回に引き続き鹿児島の物件です。
やって来たのは鹿児島県出水市。
かつて海軍航空隊の基地があった所です。
そしてこの物件は基地内にあった気象観測所。
位置的には基地の端にあたるそうです。
現在は個人の所有となっているようで、完全に民家の一部と化しております。
以前他の物件でもありましたが、この物件にも米軍の機銃掃射の痕が見られます。
静かな住宅地にポツンと佇む戦争の痕跡。
かつてここに海軍の基地があった事を示す貴重な遺構でございます。
【名称】旧海軍航空隊出水基地気象観測所
【住所】鹿児島県出水市上知識町
【建築年代】1940年?
【訪問日】2012年5月4日
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2012年10月21日日曜日
2012年10月19日金曜日
曽木の滝
前回の物件、曽木電気第二発電所遺構の上流に、曽木の滝と言うちょっとした滝があります。
近くには公園も整備されており、物件も含め一帯はさながら観光地みたいな様相を呈しております。
曽木電気第二発電所遺構の展望所から。
手前の斜張橋は昨年11月5日に開通した新曽木大橋です。
その新曽木大橋。
橋から見た曽木の滝。
こちらは滝の上に見えていた旧来からある橋です。
先程の橋が新曽木大橋なので、こちらは恐らく曽木大橋と言うのでしょう。
その曽木大橋から滝を望むとこんな感じ。
最後に滝近くの公園にも立ち寄ってみました。
締めくくりに公園の展望テラスから。
下に降りればもっと滝に近付けるようですが、ワタクシはこれで十分でございます。
近くには公園も整備されており、物件も含め一帯はさながら観光地みたいな様相を呈しております。
曽木電気第二発電所遺構の展望所から。
手前の斜張橋は昨年11月5日に開通した新曽木大橋です。
その新曽木大橋。
橋から見た曽木の滝。
こちらは滝の上に見えていた旧来からある橋です。
先程の橋が新曽木大橋なので、こちらは恐らく曽木大橋と言うのでしょう。
その曽木大橋から滝を望むとこんな感じ。
最後に滝近くの公園にも立ち寄ってみました。
締めくくりに公園の展望テラスから。
下に降りればもっと滝に近付けるようですが、ワタクシはこれで十分でございます。
2012年10月18日木曜日
曽木電気第二発電所遺構・・・赤レンガ巡礼【44-4-2】
2012年5月4日。
赤レンガ巡礼初の鹿児島入りであります。
鹿児島のレンガ物件と言えば、やっぱりこれですね。
鹿児島県北部にある曽木電気第二発電所遺構。
実は以前「ここいいよ」と某氏に薦めておきながら、訪ねるのは今回が初めてでございます(笑)
因みにここは鶴田ダムの敷地内なので、冬の間はこの物件丸ごとダム湖にすっぽり水没してしまいます。
当然ながら近付く事も出来ず、現在はこうして対岸の展望所から眺めるしかありません。
以前はあの場所から物件まで行けたそうですが、現在は閉鎖されております。
試しに行ってみましたが、やっぱり立入禁止でした。
これ以上近付く術はありません。
かつては廃墟として崩壊寸前だったこの物件が、貴重な遺構として整備されたのが数年前。
こうして無事な姿を見られるだけでもありがたい事であります。
【名称】曽木電気第二発電所遺構
【住所】鹿児島県伊佐市大口宮人
【建築年代】1909年
【訪問日】2012年5月4日
登録有形文化財
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赤レンガ巡礼初の鹿児島入りであります。
鹿児島のレンガ物件と言えば、やっぱりこれですね。
鹿児島県北部にある曽木電気第二発電所遺構。
実は以前「ここいいよ」と某氏に薦めておきながら、訪ねるのは今回が初めてでございます(笑)
因みにここは鶴田ダムの敷地内なので、冬の間はこの物件丸ごとダム湖にすっぽり水没してしまいます。
当然ながら近付く事も出来ず、現在はこうして対岸の展望所から眺めるしかありません。
以前はあの場所から物件まで行けたそうですが、現在は閉鎖されております。
試しに行ってみましたが、やっぱり立入禁止でした。
これ以上近付く術はありません。
かつては廃墟として崩壊寸前だったこの物件が、貴重な遺構として整備されたのが数年前。
こうして無事な姿を見られるだけでもありがたい事であります。
【名称】曽木電気第二発電所遺構
【住所】鹿児島県伊佐市大口宮人
【建築年代】1909年
【訪問日】2012年5月4日
登録有形文化財
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2012年10月16日火曜日
有佐駅ランプ小屋・・・赤レンガ巡礼【44-4-1】
2012年5月4日。
西九州巡礼もようやく最終日となりました。
まずは有佐駅ランプ小屋。
今回の巡礼唯一の鉄道物件であります。
有佐駅は今でこそ鹿児島線の小駅に過ぎませんが、かつては沿線工場への専用鉄道が接続する大きな駅でした。
このランプ小屋は、まさにその当時の名残りと言えるでしょう。
ちょうど815系電車がやって来ました。
ランプ小屋との組み合わせが何ともミスマッチで、時の流れを感じずにはいられません。
【名称】有佐駅ランプ小屋
【住所】熊本県八代市鏡町下有佐
【建築年代】不明
【訪問日】2012年5月4日
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西九州巡礼もようやく最終日となりました。
まずは有佐駅ランプ小屋。
今回の巡礼唯一の鉄道物件であります。
有佐駅は今でこそ鹿児島線の小駅に過ぎませんが、かつては沿線工場への専用鉄道が接続する大きな駅でした。
このランプ小屋は、まさにその当時の名残りと言えるでしょう。
ちょうど815系電車がやって来ました。
ランプ小屋との組み合わせが何ともミスマッチで、時の流れを感じずにはいられません。
【名称】有佐駅ランプ小屋
【住所】熊本県八代市鏡町下有佐
【建築年代】不明
【訪問日】2012年5月4日
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2012年10月14日日曜日
宇城市国際交流村重要資料展示室・・・赤レンガ巡礼【44-3-6】
2012年5月3日。
西九州巡礼3日目、最後の物件です。
訪ねたのは宇土半島先端にある宇城市国際交流村。
目指す物件はこの奥にあります。
そう、あれでございます。
元々ここは簡易裁判所だった所で、この物件は裁判記録を保管するための倉庫でした。
入り口はこちら。
旧本館とは屋根つきの通路で繋がっております。
これは通気孔でしょうか。
これといって目を引くような意匠は見当たりませんが、簡素でありながら風格漂う好物件でありました。
【名称】宇城市国際交流村重要資料展示室/旧三角簡易裁判所記録倉庫
【住所】熊本県宇城市三角町三角浦
【建築年代】1920年
【訪問日】2012年5月3日
登録有形文化財
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西九州巡礼3日目、最後の物件です。
訪ねたのは宇土半島先端にある宇城市国際交流村。
目指す物件はこの奥にあります。
そう、あれでございます。
元々ここは簡易裁判所だった所で、この物件は裁判記録を保管するための倉庫でした。
入り口はこちら。
旧本館とは屋根つきの通路で繋がっております。
これは通気孔でしょうか。
これといって目を引くような意匠は見当たりませんが、簡素でありながら風格漂う好物件でありました。
【名称】宇城市国際交流村重要資料展示室/旧三角簡易裁判所記録倉庫
【住所】熊本県宇城市三角町三角浦
【建築年代】1920年
【訪問日】2012年5月3日
登録有形文化財
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2012年10月12日金曜日
浜田醤油給水塔・・・赤レンガ巡礼【44-3-5】
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