2012年8月14日。
高岡市の物件をもうひとつ。
清水町にある配水塔資料館。
その付帯施設である旧第3源井上屋が対象物件。
源井上屋とは聞き慣れない言葉ですが、簡単に言うと井戸を守るために建てられた建物でございます。
当然この中に井戸があるわけで、丸い井戸に合わせて上屋自体は八角形になっております。
後ろが配水塔。
敷地内にある水槽も含めて、国の登録有形文化財に指定されています。
【名称】清水町配水塔資料館/旧第3源井上屋
【住所】富山県高岡市清水町
【建築年代】1931年
【訪問日】2012年8月14日
登録有形文化財
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2012年12月29日土曜日
2012年12月28日金曜日
富山銀行本店・・・赤レンガ巡礼【47-1-4】
2012年12月27日木曜日
牧田組本社・・・赤レンガ巡礼【47-1-3】
2012年12月24日月曜日
北陸電力福岡第一発電所・・・赤レンガ巡礼【47-1-2】
2012年12月1日土曜日
北陸電力吉野第一発電所・・・赤レンガ巡礼【47-1-1】
2012年8月14日。
今年の盆休み後半は、北陸から東海へかけて巡りました。
まずは石川県白山市の物件、北陸電力吉野第一発電所から。
市内を南北に流れる手取川沿いに建つ小ぶりな水力発電所でございます。
1921年竣工なので今年91歳。
保存状態は極めて良好であります。
【名称】北陸電力吉野第一発電所/旧金沢電気瓦斯発電所
【住所】石川県白山市吉野
【建築年代】1921年
【訪問日】2012年8月14日
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今年の盆休み後半は、北陸から東海へかけて巡りました。
まずは石川県白山市の物件、北陸電力吉野第一発電所から。
市内を南北に流れる手取川沿いに建つ小ぶりな水力発電所でございます。
1921年竣工なので今年91歳。
保存状態は極めて良好であります。
【名称】北陸電力吉野第一発電所/旧金沢電気瓦斯発電所
【住所】石川県白山市吉野
【建築年代】1921年
【訪問日】2012年8月14日
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2012年11月23日金曜日
本州化学工業和歌山工場・・・赤レンガ巡礼【46-4】
2012年8月12日。
和歌山巡礼最後は和歌山市内の物件です。
向かった先は本州化学工業和歌山工場。
和歌川沿いに広大な敷地が広がる、同社創業の地でございます。
さすがに敷地奥の様子はわかりませんが、外部から見える範囲にいくつかの物件を見る事が出来ます。
この工場は1915年に建設されたそうですから、これらの物件もその当時に建てられたものと思われます。
【名称】本州化学工業和歌山工場
【住所】和歌山県和歌山市小雑賀
【建築年代】1915年?
【訪問日】2012年8月12日
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和歌山巡礼最後は和歌山市内の物件です。
向かった先は本州化学工業和歌山工場。
和歌川沿いに広大な敷地が広がる、同社創業の地でございます。
さすがに敷地奥の様子はわかりませんが、外部から見える範囲にいくつかの物件を見る事が出来ます。
この工場は1915年に建設されたそうですから、これらの物件もその当時に建てられたものと思われます。
【名称】本州化学工業和歌山工場
【住所】和歌山県和歌山市小雑賀
【建築年代】1915年?
【訪問日】2012年8月12日
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2012年11月22日木曜日
旧漆工場・・・赤レンガ巡礼【46-3】
2012年8月12日。
有田市から北上して海南市へ。
訪ねたのは黒江地区の路地奥に建つ一軒のお宅。
元々は漆工場だったそうですが、屋根の形状から元工場だった事は一目瞭然ですね。
現在は倉庫として使われているとか。
小ぶりながらも、好ましい物件でございます。
【名称】旧漆工場
【住所】和歌山県海南市黒江
【建築年代】1924年頃
【訪問日】2012年8月12日
2012年11月18日日曜日
三菱電線工業箕島製作所・・・赤レンガ巡礼【46-2】
2012年8月12日。
日高川町の次は海沿いの有田市へ向かいました。
訪れたのは箕島にある三菱電線工業箕島製作所。
元々紀井莫大小紡績の工場だった所でございます。
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日高川町の次は海沿いの有田市へ向かいました。
訪れたのは箕島にある三菱電線工業箕島製作所。
元々紀井莫大小紡績の工場だった所でございます。
工場内部の様子はわかりませんが、敷地の角に沿って倉庫らしき物件を数棟見る事ができます。
何年か前までは紡績工場特有の塵突も残されていましたが、解体されてしまい今は見る事ができません。
※在りし日の姿はこちら
この物件がいつまであるかわかりませんが、出来る事なら末永く残していって欲しいものであります。
【名称】三菱電線工業箕島製作所/旧紀井莫大小紡績
【住所】和歌山県有田市箕島
【建築年代】不明
【訪問日】2012年8月12日
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2012年11月4日日曜日
関西電力高津尾発電所制御棟・・・赤レンガ巡礼【46-1】
2012年8月12日。
今年の盆休み前半、日帰りで和歌山県内を巡礼しました。
まずはここ、関西電力高津尾発電所。
1918年に和歌山水力電気高津尾発電所として建てられた、築94年の物件でございます。
1999年に新しい発電所が出来た際発電機能は失われましたが、今でも制御棟として大切に使われております。
後ろの建物が新しい発電所。
外見は「本家」に似せて作られていますが、貫禄も風合いも「本家」に遠く及びませんね。
紀州の山奥、清流の畔に建つ紅の発電所。
今のところ国からの文化財指定は受けていませんが、後世に残すべき貴重な物件である事は間違いありません。
【名称】関西電力高津尾発電所制御棟/旧和歌山水力電気高津尾発電所
【住所】和歌山県日高川町高津尾
【建築年代】1918年
【訪問日】2012年8月12日
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今年の盆休み前半、日帰りで和歌山県内を巡礼しました。
まずはここ、関西電力高津尾発電所。
1918年に和歌山水力電気高津尾発電所として建てられた、築94年の物件でございます。
1999年に新しい発電所が出来た際発電機能は失われましたが、今でも制御棟として大切に使われております。
後ろの建物が新しい発電所。
外見は「本家」に似せて作られていますが、貫禄も風合いも「本家」に遠く及びませんね。
紀州の山奥、清流の畔に建つ紅の発電所。
今のところ国からの文化財指定は受けていませんが、後世に残すべき貴重な物件である事は間違いありません。
【名称】関西電力高津尾発電所制御棟/旧和歌山水力電気高津尾発電所
【住所】和歌山県日高川町高津尾
【建築年代】1918年
【訪問日】2012年8月12日
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2012年11月3日土曜日
旧神崎煉瓦ホフマン式輪窯・・・赤レンガ巡礼【45】
2012年7月22日。
真夏の太陽がギラギラ照りつける中、舞鶴市西端にある貴重なレンガ物件を訪ねました。
旧神崎煉瓦ホフマン式輪窯。
簡単に言うとレンガを焼き上げるための窯でございます。
ドイツ人のホフマンが考案した窯なのでホフマン式と呼ばれていますが、旧来からある登り窯に比べて格段に生産効率が良いため、明治から大正にかけて同様の窯が全国各地に建設されました。
その結果レンガの大量生産が可能となり、我が国の近代建築に多大な貢献をしたと言われています。
1950年頃には全国で50基ほど稼動していたそうですが、その後のレンガ需要の減少や近代的な製造方法の確立により次々と姿を消し、現在はわずか5基を残すのみとなっております。
当然ながら今は稼動しておりませんが、いずれも日本の近代化を支えた貴重な遺産である事は間違いありません。
そんな貴重な物件ではありますが、この土地を所有していた会社が長年放置した挙句倒産してしまったため、つい最近まで倒壊寸前の廃墟と化しておりました。
幸いにして今は新しい所有者も決まり、少しずつではありますが保存修復へ向けた取り組みが進められています。
今後どのような形で再生公開されるか今から楽しみですが、それにはまだ暫く時間がかかるでしょう。
また、この日は突然の訪問にもかかわらず快く敷地内に入れていただき、間近で物件を見せていただけた事に、この場を借りて御礼申し上げます。
【名称】旧神崎煉瓦ホフマン式輪窯
【住所】京都府舞鶴市西神崎
【建築年代】1912~1925年
【訪問日】2012年7月22日
登録有形文化財
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真夏の太陽がギラギラ照りつける中、舞鶴市西端にある貴重なレンガ物件を訪ねました。
旧神崎煉瓦ホフマン式輪窯。
簡単に言うとレンガを焼き上げるための窯でございます。
ドイツ人のホフマンが考案した窯なのでホフマン式と呼ばれていますが、旧来からある登り窯に比べて格段に生産効率が良いため、明治から大正にかけて同様の窯が全国各地に建設されました。
その結果レンガの大量生産が可能となり、我が国の近代建築に多大な貢献をしたと言われています。
1950年頃には全国で50基ほど稼動していたそうですが、その後のレンガ需要の減少や近代的な製造方法の確立により次々と姿を消し、現在はわずか5基を残すのみとなっております。
当然ながら今は稼動しておりませんが、いずれも日本の近代化を支えた貴重な遺産である事は間違いありません。
そんな貴重な物件ではありますが、この土地を所有していた会社が長年放置した挙句倒産してしまったため、つい最近まで倒壊寸前の廃墟と化しておりました。
幸いにして今は新しい所有者も決まり、少しずつではありますが保存修復へ向けた取り組みが進められています。
今後どのような形で再生公開されるか今から楽しみですが、それにはまだ暫く時間がかかるでしょう。
また、この日は突然の訪問にもかかわらず快く敷地内に入れていただき、間近で物件を見せていただけた事に、この場を借りて御礼申し上げます。
【名称】旧神崎煉瓦ホフマン式輪窯
【住所】京都府舞鶴市西神崎
【建築年代】1912~1925年
【訪問日】2012年7月22日
登録有形文化財
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2012年10月29日月曜日
旧西日本製紙深水発電所・・・赤レンガ巡礼【44-4-4】
2012年5月4日。
4日間に亘った西九州巡礼もついに最後の物件であります。
その最後を飾る物件がこれ。
球磨川沿いにポツンと佇む、旧西日本製紙深水発電所でございます。
一見すると瀟洒な洋館みたいですが、名称からもわかる通り、この物件は西日本製紙の私設発電所でした。
1988年に役目を終えた後は廃墟として野ざらしとなっていましたが、4年前に補修の手が入り、今は空き家ながら良好な状態が保たれています。
因みに物件の背後にはJR肥薩線と県道が通っており、以前は県道から物件へ近付く事が出来たようですが、今も近付けるかどうかはわかりません。
実を言うとその点を確かめるべく対岸へ渡ったのですが、肝心の県道が工事のため通行止めでありました(>_<)
近付きたくても近付けない物件。
このもどかしさは曽木電気第二発電所遺構と相通じるものがあります。
とは言え、そのもどかしさゆえ余計萌えるのは間違いありませんが(笑)
緑滴る新緑に紅一点のレンガ物件。
西九州巡礼の最後を飾るのに相応しい、いつまでも眺めていたい光景でありました。
【名称】旧西日本製紙深水発電所
【住所】熊本県八代市坂本町中谷ろ
【建築年代】1921年
【訪問日】2012年5月4日
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4日間に亘った西九州巡礼もついに最後の物件であります。
その最後を飾る物件がこれ。
球磨川沿いにポツンと佇む、旧西日本製紙深水発電所でございます。
一見すると瀟洒な洋館みたいですが、名称からもわかる通り、この物件は西日本製紙の私設発電所でした。
1988年に役目を終えた後は廃墟として野ざらしとなっていましたが、4年前に補修の手が入り、今は空き家ながら良好な状態が保たれています。
因みに物件の背後にはJR肥薩線と県道が通っており、以前は県道から物件へ近付く事が出来たようですが、今も近付けるかどうかはわかりません。
実を言うとその点を確かめるべく対岸へ渡ったのですが、肝心の県道が工事のため通行止めでありました(>_<)
近付きたくても近付けない物件。
このもどかしさは曽木電気第二発電所遺構と相通じるものがあります。
とは言え、そのもどかしさゆえ余計萌えるのは間違いありませんが(笑)
緑滴る新緑に紅一点のレンガ物件。
西九州巡礼の最後を飾るのに相応しい、いつまでも眺めていたい光景でありました。
【名称】旧西日本製紙深水発電所
【住所】熊本県八代市坂本町中谷ろ
【建築年代】1921年
【訪問日】2012年5月4日
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2012年10月27日土曜日
半世紀
今までプロフィール等に「人生約50年」などと書いてきたワタクシでありますが、本日密かに「約」が取れて、正真正銘「50年」と相成りました。
そこで何か「50」にまつわる写真はないかと探した結果、これまた随分古い写真の登場でございます。
今から三十数年前に撮った姫路駅構内の様子。
写っているのは国鉄末期に登場した50系客車であります。
そしてこれはその数年後に美深駅で撮った一枚。
もちろんこれも50系客車なのは言うまでもありません。
それから月日は流れ、国鉄はJRに、昭和は平成に、20世紀は21世紀に、そしてワタクシの人生はめでたく(?)半世紀を迎えたわけでございます。
まっ、この写真の頃からちっとも成長してませんけどね(笑)
こんなワタクシですが、今後ともよろしくお付き合いお願い申し上げます。
そこで何か「50」にまつわる写真はないかと探した結果、これまた随分古い写真の登場でございます。
今から三十数年前に撮った姫路駅構内の様子。
写っているのは国鉄末期に登場した50系客車であります。
そしてこれはその数年後に美深駅で撮った一枚。
もちろんこれも50系客車なのは言うまでもありません。
それから月日は流れ、国鉄はJRに、昭和は平成に、20世紀は21世紀に、そしてワタクシの人生はめでたく(?)半世紀を迎えたわけでございます。
まっ、この写真の頃からちっとも成長してませんけどね(笑)
こんなワタクシですが、今後ともよろしくお付き合いお願い申し上げます。
2012年10月25日木曜日
旧海軍航空隊出水基地気象観測所・・・赤レンガ巡礼【44-4-3】
2012年5月4日。
西九州巡礼も大詰め。
前回に引き続き鹿児島の物件です。
やって来たのは鹿児島県出水市。
かつて海軍航空隊の基地があった所です。
そしてこの物件は基地内にあった気象観測所。
位置的には基地の端にあたるそうです。
現在は個人の所有となっているようで、完全に民家の一部と化しております。
以前他の物件でもありましたが、この物件にも米軍の機銃掃射の痕が見られます。
静かな住宅地にポツンと佇む戦争の痕跡。
かつてここに海軍の基地があった事を示す貴重な遺構でございます。
【名称】旧海軍航空隊出水基地気象観測所
【住所】鹿児島県出水市上知識町
【建築年代】1940年?
【訪問日】2012年5月4日
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西九州巡礼も大詰め。
前回に引き続き鹿児島の物件です。
やって来たのは鹿児島県出水市。
かつて海軍航空隊の基地があった所です。
そしてこの物件は基地内にあった気象観測所。
位置的には基地の端にあたるそうです。
現在は個人の所有となっているようで、完全に民家の一部と化しております。
以前他の物件でもありましたが、この物件にも米軍の機銃掃射の痕が見られます。
静かな住宅地にポツンと佇む戦争の痕跡。
かつてここに海軍の基地があった事を示す貴重な遺構でございます。
【名称】旧海軍航空隊出水基地気象観測所
【住所】鹿児島県出水市上知識町
【建築年代】1940年?
【訪問日】2012年5月4日
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